ストレスと糖

 

 

ストレスには色々なものがありますよね。

 

天候や気温気圧などの環境的なもの

知らぬ間の有害物質や騒音などもそうですね。

 

それから、

病気やケガ、睡眠不足、

栄養失調などの身体的なもの

 

何かへの不安や恐れ、緊張、ショックや落ち込み、

人間関係や仕事のプレッシャーetcの

心理的社会的なもの

 

 

私たちがこれらのストレス下にある時には、

 

身体は、

交感神経を優位にしたり

ホルモンを分泌して血糖値をあげたり

といった反応をして、

 

平常とは違った状態に適しようと

がんばってくれています。

 

 

そしてこの反応をするには、

当たり前ですがたくさんのエネルギーが必要です。

 

 

 

身体のエネルギー源はなんでしょうか?

 

一応確か、小学校で習いますよね??

 

 

”糖”

 

ですな。

(知ってた?バカにすんなって?

 私は勉強するまでなんとなく忘れてましたー^^;

 

 

忘れがち、、というか

意識される事はあまりないですが、

 

身体の基本は細胞の営みにあります。

 

一つ一つの細胞が

糖を取り込んでエネルギーをつくる

 

それが生きているということです。

 

 

 

話を戻して、、、

 

ストレス下においては

それに反応(対応)するためのエネルギーが

たくさん必要=糖がたくさん必要

になってくるのですが、

 

もし糖が足りなーい!となると、

 

まずは肝臓や大腿部(筋肉)に

蓄えられている糖が使われ、

 

それでも糖が足りなかったら

どうなるかというと、、

 

身体を構成している

脂質やタンパク質が使われます。

 

つまり、身体をぶっこわして

糖を取り出すってこと^^;

 

 

もしかすると、

「私太っているからいいわ~」

とかいう人がいるかもしれませんが、

 

この身体をこわして糖を取り出す過程で

血液中に出て行く遊離脂肪酸が

とてもやっかいな代物で、

 

甲状腺機能の低下(慢性疲労、意欲の低下)

や様々な炎症など

病へつながることもあるので、

 

ぜひ健康的なダイエットでお願いしたいですし、

 

また、慢性的に糖が足りない状態であれば、

もうそのこと自体が身体にとって

”通常の営みが行えない”という危機的状態であって、

 

次第に病の場をつくり出していく

ことになっていくのです。

 

 

 

 

気質的に敏感や繊細で

常に緊張がある、緊張しやすい、

 

環境の影響を受けやすく

ストレスを感じやすい、

 

恐れや不安や心配、プレッシャー、

焦り、怒り等が強く起きていたり、

あるいは慢性的にある場合などは、

 

内面的なケアと共に、

常に充分な量の糖が必要です。

 

もし糖が足りなければ、

身体の側からも更にストレスフルな状態へ

陥っていく悪循環が考えられるからです。

 

 

 

”糖”というと

 

=甘いもの

=炭水化物

 

と思う方が多いかもしれませんが、

 

身体が必要としている”糖”は、

細胞内にスムーズに取り込まれて

速やかにエネルギーに変換される”単糖”です。

 

具体的には、

果物(果糖)、はちみつ、黒砂糖、粗糖など。

 

 

炭水化物は消化するのにエネルギーを使うので、

疲れやすいとか、体力がないとか、

 

私と同じようなお年頃で

消化能力の衰えている方は、

取りすぎ注意です!

(白飯大好きなんだけどたくさん食べると眠くて動けない^^;

 

 

 

疲れた時やストレスがたまって

イライラしているような時って

甘いものが欲しくなると思います。

 

すごく自然な身体の欲求ですね。

 

このときに、できれば

なるべく身体に負担の少ない糖を

とっていけるといいなと思います^^

 

 

はちみつは健康効果が非常に高いのでおススメですが、

シロップ入りのまがい物が多く出回っていますし

農薬の問題などもありますので、

(9割以上のはちみつに人工シロップ=異性化糖、ぶどう糖果糖液糖が入っているという報告があります!

 

こちらの本など参考に

ぜひ賢い選択をされてください♡